ガイアの夜明け 「金融プロ集団が持つ高利回りの秘密とは?」

ガイアの夜明けあなたのお金が!?金融維新、始まる!

2018年1月16日放送  テレビ東京
江口洋介

このテレビ番組は、東京・茅場町に拠点を置くクラウドクレジットという金融企業に焦点を当てています。
この企業は、約240本の投資ファンドを運用し、高利回りの金融商品を提供しています。
これらの商品は、ほとんどが新興国向けであり、期待利回りは年10%を超えるものもあるとされています。

しかし、リスクもあるため、元本割れの可能性もあることに注意が必要です。
クラウドクレジットの社長、杉山智行さんによると、高い利回りの秘密は成長している国や企業に貸し付けることであり、それが金利という形になると説明されています。
例えば、カメルーンの経済成長率は年4.5%であり、金融機関には資本が少なく、小規模な企業に資金が回りにくい状況です。

そのため、クラウドクレジットはカメルーンの零細企業や農家に融資するファンドを販売し、約10億円の融資を行ったとのことです。
この活動は現地のテレビ局にも取り上げられ、注目を集めているようです。
クラウドクレジットでは、1口1万円から投資を集め、一定の金額が集まった時点で現地の融資先に貸し付けるという方法を採用しています。

約束通り利息がついて返済されると、投資した金額が増えて戻ってくる仕組みです。
同社の社員は37人であり、多くはメガバンク外資系金融機関からの転職者だとのことです。
彼らは専門知識を持つプロ集団であり、投資ファンドの運用に携わっているようです。

この番組では、クラウドクレジットが去年11月に投資家からの出資額が50億円に到達したことも報じられています。
しかし、社長の杉山智行さんはまだまだ通過点ではなく、5000億円や5兆円に到達しない限り、意味のある事業モデルにはならないと述べています。
杉山さんは、東京大学法学部出身で、大手証券会社や外資系銀行での経験を持つ金融のプロです。

彼の生活は質素であり、都内のワンルームマンションで独身生活を送っているとのことです。
彼は「世界にはお金が足りない国が多いが、日本は余っている」と述べており、この稀有な状況を活かして事業を始めたと話しています。
この番組を見ると、クラウドクレジットは新興国への融資を通じて成長しており、杉山智行さんの経験と専門知識がその基盤となっていることがわかります。

一方で、高利回りの金融商品はリスクも伴うため、投資家は慎重な判断を求められるでしょう。

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