ガイアの夜明け“冬の味覚”に異状あり！〜カニ・サバ…知られざる危機〜
2016年12月13日放送 テレビ東京
江口洋介
この番組では、佐賀県唐津市での新しい技術を使用して、伝統的な庶民の味であるサバを絶品の刺身に変える取り組みが紹介されました。
唐津市の水産業活性化支援センターでは、2年前に完全養殖サバの生産に成功しました。
この取り組みは、漁獲量の減少が進んでいる唐津市にとって非常に意義深いものです。
完全養殖サバの生産過程については、稚魚が孵化した後、3ヶ月間育てられ、その後養殖業者に提供されます。
養殖場では更に1年半かけてサバを育て上げ、出荷時には400グラム以上に成長させます。
この取り組みの成果として、マックスバリュ唐津店では完全養殖の唐津Qサバが販売されています。
このサバは、一般的に生食を避ける必要があるアニサキスという寄生虫の心配がないため、安心して生で食べることができます。
地元の伝統的な味を守りながら、持続可能な水産業を確立するための新しい取り組みに注目です。
唐津市の努力により、サバの漁業は再び活気づいていくことを期待したいと思います。
