ガイアの夜明け 「石灰の街」からの挑戦:高知でのワイン造り

ガイアの夜明けシリーズ「地方からの挑戦」(1)異色の企業が名産品をつくる!

2017年1月10日放送  テレビ東京
江口洋介

このエピソードは、高知県の南国市でワイン造りに挑戦する井上石灰工業の大畑さんの物語です。
石灰の街として知られるこの地域で、ブドウ栽培を始める大畑さんの情熱に感銘を受けます。
彼らは石灰から作った殺菌剤ICボルドーを使用し、雨の影響から葉を間引きしながら、菌の発生を防ぎました。

そして、念願だった8月23日に収穫を迎えることができました。
量は少なかったものの、なんとワイン1000本分のブドウを収穫することができたそうです。
翌日、大畑さんはワイン造りの達人である志村さんと共に、山梨県笛吹市のスズラン酒造葡萄酒醸造場へ向かいました。

ブドウの糖度も22〜23度という好条件で、ワイン醸造の成功が期待されます。
このエピソードを見ていて、私は彼らの情熱とチャレンジ精神に感銘を受けました。
廃れていく地域の特産品を活かし、新たな産業を育てようとする姿勢には、地域への愛情と地域振興への思いが感じられます。

高知の名産品としてのワインを目指す彼らの挑戦が成功することを願っています。
彼らの工夫と努力が報われ、素晴らしいワインが誕生することを期待しています。