ガイアの夜明け 「新たな風を纏う国産家電―革命的な扇風機の登場!」

ガイアの夜明けニッポン製“再起”に挑む!

2016年5月31日放送  テレビ東京
江口洋介

この番組の内容について感想を述べます。
この番組では、日本の中堅家電メーカーであるツインバード工業の舩山さんが、国内回帰の新商品の開発に挑む様子が追われています。
舩山さんが考案した360度回転可能な扇風機は、モーターを土台部分に内蔵することでスリムなデザインを実現するとのことです。

しかし、部品の調達には苦戦している様子が描かれています。
特に、新潟ダイカストという工場からは金型の製造に3、4ヶ月かかると言われ、別の工場からは断りのメールが来てしまったとのことです。
国内で必要な技術を持った工場を見つけることが難しくなっている現状が浮き彫りになっています。

お守りに訪れた江戸川産業は、以前からツインバードの下請けとして活躍してきた会社です。
彼らにとっては突然の依頼だったようで、専務の藤野さんの思いは複雑だったということが描かれました。
この番組を通じて、日本の家電産業が直面している課題や、国内で製造を行うメリットと難しさが伝えられていると感じました。

また、ツインバードというブランドの復活に注目が集まります。
舩山さんや関係者の一生懸命な努力に期待が寄せられる展開になっていると思います。