ガイアの夜明け 「革新的な建材が木造住宅を地震と火事から守る!」

ガイアの夜明け【“木造”が大変貌!〜地震・火事に強く安い家とは?〜】

2020年12月1日放送  テレビ東京
松下奈緒

このテレビ番組は、岡山県真庭市でCLT(直交集成板)を生産している銘建工業の取り組みを紹介しています。
CLTは、挽き板を特別な接着剤で重ねて作られ、縦横に交互に張り合わせることで強度を高めた建材です。
重さはコンクリートの4分の1でありながら、耐震性が高いとされています。

このCLTは、学校や養護施設など、全国100を超える建物で使用されているとのことです。
しかし、銘建工業は現在苦戦しており、CLTの普及を広げたいとの思いがあるそうです。
その理由は、耐震性の優れているだけでなく、日本の山を救うためにもなるということです。

岡山県真庭市林業の町であり、CLTの材料となる間伐材などの細い木が豊富にあります。
CLTの需要が増えれば、間伐材の利用も増えることになり、森林の保護・活用につながると期待されています。
この番組を見て、日本の建築業界における新しい材料・技術の可能性を感じました。

また、CLTの普及が地震や火災のリスクを軽減し、同時に森林を保護する一助になるという点も素晴らしいと思いました。