ガイアの夜明け 「老舗寿司店の革新!メニューと働き方の改革」

ガイアの夜明け【これで俺が立て直す! コロナ禍のリアルに迫る】

2020年12月8日放送  テレビ東京
松下奈緒

この番組の内容を聞いてみて、破綻した老舗寿司店「寿し常」の経営を引き継いだ東京一番フーズの坂本社長の取り組みが非常に興味深いと感じました。
寿し常の経営が立ち行かなくなった理由としては、職人たちの技術はあるものの、オペレーションや経費に関する問題が見逃されていたことが挙げられています。
特に水槽で泳ぐ活魚の販売については、ロスが発生することや価格設定に疑問があるため、現時点では販売を行っていないとのことです。

このような問題を解決するため、東京一番フーズでは会議を開き、寿し常のメニュー表を統一化することを決定しました。
これによって、良質な食材を仕入れ、一貫した品質の提供が可能になると期待されています。
また、10月中旬には店長合同会議が行われ、坂本社長はこれまでの成果を報告しました。

残業や出勤時間の削減によって従業員たちが働きやすい環境が整備され、更には板長に対して加工済みフグの調理方法の指導も行われました。
これらの取り組みによって、経営の改善と従業員の満足度向上が実現されているようです。
私は、寿し常のような伝統的な老舗店が経営危機に直面するのはとても残念ですが、東京一番フーズの坂本社長の努力と改革の取り組みには期待を寄せたいと思います。

統一されたメニューや効率的なオペレーション、従業員の働きやすい環境づくりは、寿し常の再生に向けた重要なステップとなるでしょう。
引き続きの活動に成功を祈ります。

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