ガイアの夜明け“常識破り”で市場を拓く!
2017年8月22日放送 テレビ東京
江口洋介
この番組では、江口洋介さんが品川区にある和えるという伝統工芸品の産地を取材しています。
矢島里佳社長は伝統工芸職人とコラボして、子供向けのブランド「aeru」を作っていることを紹介しました。
彼女は自身が子供の頃に伝統工芸に触れる機会がなかったため、新しい市場を開拓しようと決意したそうです。
その後、益子焼に興味を持った矢島さんは栃木県益子町の窯元「つかもと」を訪れます。
aeruでは山中漆器や津軽焼、大谷焼、砥部焼のこぼしにくい器を作っているのですが、益子焼の返しの仕上がりにばらつきがあったため困っていたそうです。
そこで、矢島さんは加藤充俊氏が作った砥部焼の木べらを参考にして改良を行い、返しの均一性を向上させることに成功しました。
この協力は異なる産地の職人同士の間で行われたことで、今までにない取り組みだったようです。
さらに、矢島さんは香川県高松市の採石場も訪れ、新たな展開に向けて動いているようです。
この番組を通じて、伝統工芸というものがどのような魅力を持っているのか、また異なる産地の職人たちが協力し合うことで新しい可能性が広がっていくことが伝えられました。
伝統工芸を大切にしつつも革新的なアプローチを取ることで、より多くの人々に魅力を伝えることができるのではないでしょうか。