ガイアの夜明け“廻る”回転寿司サバイバル
2014年3月4日放送 テレビ東京
江口洋介
「密着！回転寿司サバイバル寿司チェーンが作る極上丼」というテレビ番組の内容は、くら寿司という寿司チェーンのサイドメニュー開発の様子を追っています。
くら寿司は全国約330店舗を展開し、売上高で業界トップ3に位置しているそうです。
くら寿司は、商品に蓋をかけることで外気に触れず品質を保つ工夫をしており、また5枚ごとにゲームが楽しめるなど、独自のアイデアも取り入れているようです。
さらに、ラーメンやフライドポテトなどのサイドメニューも豊富に揃え、近年の売上比率も15％から25％へと上昇しているそうです。
これにより、くら寿司は他社との差別化を図っていると言えます。
番組では、くら寿司本社の商品開発部でサイドメニューが開発される様子が紹介されています。
担当者の松島由剛さんは、お腹いっぱいの時に食べられるメニューを重視していると語っており、「お腹いっぱいの時にうまいと思うものは絶対おいしい」と力強く主張しています。
松島さんは、イベリコ豚の中でも最高級品の目玉商品を開発しようと考えており、タレの隠し味に悩んでいました。
そこで、彼は自身の和食料理人としての経験を活かし、うなぎの感触をヒントにアナゴを使ってみることに決めました。
翌日、田中邦彦社長による試食会が行われ、アナゴのタレをかけたイベリコ豚丼が試食されました。
社長は「上品な味になった」と喜び、これにより商品のOKが出されました。
この番組を通じて、くら寿司が日々新商品の開発に取り組んでいる様子や、サイドメニューに力を入れることで差別化を図っていることが伝わりました。
また、徹底した試食会の中で、商品開発者たちの努力と社長の厳しい審査が重要な役割を果たしていることも見受けられました。
