ガイアの夜明け "ギンザシックスの高級品売れる理由"

ガイアの夜明け常識を破れ!百貨店はどう生きるか

2017年11月7日放送  テレビ東京
江口洋介

『ギンザシックス』という施設は、高級品が売れる理由やその運営についての特集が行われました。
この商業施設は、J.フロントリテイリングによって設立され、森ビルや商社なども出資しています。
ギンザシックスでは241のブランドが出店し、大型書店やレストランもあります。

建設は松坂屋銀座店の跡地で行われ、フロアごとに異なる売り場のコンセプトが取り入れられました。
山本良一氏が指導するもと、ギンザシックスのスタッフは特別なトレーニングを受け、16人の販売員のうち5人は外部からヘッドハンティングされました。
彼らは世界基準の接客方法を学び、高級ブティックにも負けない品陳列を目指しています。

開業後は1日約4万人の来館者があり、これは百貨店時代には考えられなかった数字だと伝えられました。
また、シジェームに来店した客の分析から、狙っていた50代が40%以上を占めていることが判明し、バイヤーの新阜裕子氏は目玉商品の買い付けに取り組むことになりました。
ギンザシックスでは商品を全て買い取り、在庫を持つリスクを負いますが、新阜氏は気に入った商品を積極的に仕入れました。

このように、ギンザシックスでは独自の戦略を展開し、成功を収めていると報じられました。