ガイアの夜明け 「炎天下を救う!夏のベストセラー!」

ガイアの夜明け過酷な現場を“ラク”にする!驚きの最新技術

2014年8月26日放送  テレビ東京
江口洋介

この番組では、暑い現場で作業する人々のために開発された「空調服」が紹介されています。
この空調服は、スーツの中に内蔵されたファンによって体温を下げる仕組みで、開発には12年もの歳月がかかったそうです。
例えば、兵庫の大和軌道製造では、熱いレールを扱う作業時に空調服を着用することで、熱中症で倒れる人がいなくなったそうです。

また、作業服を着ずに作業を続けると体温が40度以上に上がり、湿度も100%になってしまいますが、空調服を着用することで体温は33度まで下がり、湿度も10%減少したとのことです。
このような効果から、空調服の需要は高まっており、埼玉の戸田市にある空調服の本社では注文が殺到しています。
今年だけでも25万着を売り上げたそうです。

空調服の開発者である市ヶ谷弘司社長は、元々ソニーの技術者だったそうで、創業者の井深氏の言葉を胸に独立して空調服の開発に取り組みました。
最初の試作品では水漏れなどの問題がありましたが、リチウムイオンバッテリーの独自開発によって問題を解決し、使い勝手を改善したとのことです。
現在、空調服ベトナムと中国で製造されており、爆発的な売れ行きに追いついていない状況です。

来年にはさらなる販路拡大を目指しているとのことです。
暑い現場で働く人々にとって、この空調服は大変役立つ商品であると感じました。
熱中症予防や作業効率の向上など、さまざまなメリットがあります。

今後もさらなる進化と普及が期待される商品だと思います。